ペンタックス SMC PENTAX-M 50mm F/1.4は分解自体は簡単ですが、非常にバルサム切れが多いレンズです。バルサム切れが酷いときは処置して直しますが、手間がかかる為軽いクモリならばそのまま処置せず使用することを推奨します。
◆前玉分解
銘板をゴムオープナーで外します。
銘板下の押え環を回して外し、一枚目のレンズを取ります。
外周のネジ3本を外してフィルター枠を外します。
カニ目で回せば絞り羽根までユニットで外れます。
◆後玉分解
後玉を直接回しても、カバーにつっかえてはずれません。
マウント周りのネジを外してカバーを取ります。
後玉一枚目を外すと後玉2枚目の押え環の溝が見えるのでカニ目で外します。
カニ目で外したあとに、一枚レンズが残りますが、これ以上は絞り羽根を外さないと取れません。
清掃等はレンズに付けたまま行って下さい。
以上です。
バルサム切れの処理をする場合は最後の一枚までレンズから取り外して分解します。
その際には再度記事を更新します。
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