Pentax SMC Takumar 135mm F/2.5は、5枚羽と6枚羽があります。
見分け方は、切り替えレバーが43812は6枚、43802は5枚です。
6枚のほうが写りが良いと人気があります。
値段も4000円程度6枚の方が高値で取引されている感覚ですが、知らずに取引されていることも多いです。
◆前玉分解
銘板を外すために、溶剤を注し固着を緩めます。
カニ目があるので回したくなりますが、溝が浅くすぐに滑ります。
よく格闘した形跡がある個体に出くわします。「なんでもかんでもカニ目で回してみるのやめて〜」と思います。
大型のゴムオープナーがシンデレラフィットします。
次に鏡筒を回して、先端を分離します。
レンズ脇に溶剤を注したのち、押え環を外します。
前からの分解はココまでです。絞り羽根の前に一枚レンズが残ります。
◆後玉分解
カニ目が見えますが、直接回しても外れません。
まずカバーを取るために溶剤を注します。
接着が弱まったところで後ろにカバーを引き抜きます。
カバーを取れば、カニ目で回せば外せます。
以上で絞り羽根まで到達します。
組み上げの際にカバーは、ボンドで接着し直して下さい。
Pentax SMC Takumar 135mm F/2.5 5枚羽
Pentax Super Takumar 135mm F/2.5
上記の2つも分解方法はほぼ同様です。
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