シマウマ柄のタクマーです。
絞り羽根が10枚も使われている贅沢なレンズです。
ですが、この絞り羽根は分解中に非常に外れやすいので重々注意して下さい。
前玉分解
銘板を回して外します。
外側のカニ目のついたリングを回せば絞り羽根まで到達します。
結構多めに回さないと外れません。
外側のリングが回しずらければ、内側のリングを外して一枚目のレンズをとってからだとカニ目レンチの歯が入れやすくて回しやすいです。
金のリングが入っているのでなくさないようにしてください。
要注意
オートタクマーは、前玉で絞り羽根を固定するリングを押さえています。
そのため、前玉を外すと非常に絞り羽根が滑落しやすい状態になります。
プリセットレバーをいじるのも滑落する原因となります。
たいてい、絞り羽根は油じみていたりするんですが、マニュアルしかないレンズなので汚れたままでも構いません。
どうしてもきれいにしたいという時のみ優しく清掃してください。
後玉分解
レンズ外側のリングを外します。
絞り羽根まで到達します。
要注意 再度
レンズ清掃のために、前玉、後玉外しましたが、前玉を外した状態で後ろから絞り羽根を拭いたりするのは絶対的にNGです。
ブロワーで吹くのも危険です。
いともたやすく絞り羽根が滑落し、二度と戻らなくなります。
絞り羽根を清掃する際は、前玉をもとの位置に戻した後に行います。それも、優しく清掃してください。
絞り羽根が外れたら、このレンズは最初からジャンク品だったんだと諦めて下さい。
Pentax Auto-Takumar 55mm F1.8 ゼブラタクマーのメンテナンス方法は以上です。
コメントをお書きください